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 弁護側の証人
2009.06.12(Fri)
実はずっと心の隅にひっかかっていた作品だったのです。
ミステリマニアには一目も二目もおかれていたけれど世間での扱いはひっそりとしていて、既に絶版。
「幻の名作」と評されていたこの作品を、「ブックオフで見つけたら絶対買う」と心に決めていました。
(何故ブックオフかというと、“わかっている”古書店ではどえらい高値だと聞いていたので)
(そしてこの作品を読んだミステリマニアは口を揃えて「それがどんな高値でも買うべし」と言って憚らなかった)

そして、読了。

超ネタバレの感想を“続き”から。

最初っから、普通に、何の疑いもなく、
嫁が監獄に入ってると思って読んでしまいました…。

…。 _| ̄|◯

ホントに何の意識もなく、自然にそう読んでました。
「無実の人を死刑になんか~」という科白も、そのまま夫へのあてこすりだと解釈したので、
「ああ、真犯人はこの夫なんだな」と…。
だから最後まで、「ああ、無実の罪が晴れてよかった」と…。
読了してから「あれ?なんか今まで聞いてた評判と違う…?」と思って人様の書評を検索して、
最初の一里塚(どころかもうオープニングの一行目から)で、うっかり標識の指していない方の道へ進んでしまったらしいということがわかり…。

以前からこの日記で何度か書いてますが、私は“騙されたい人”なので、
なんというか、これは非常にもったいない…。
// 23:33 // 小泉喜美子
| そのミステリに用がある |