ご冥福なんて祈りたくない
2013.03.31(Sun)
殊能将之先生が亡くなりました。
端正な文章が大好きな作家さんでした。 ご自身の本来の(?)フィールドがSF作品だったということもあってか、 どこか「ミステリ」を外から眺めているような、シニカルな視点もあったように思います。 そういうところも好きでした。 一部の友人からは「黒い仏」は壁本扱いされているのですが、 あの作品、「ミステリとしての体裁」も高いレベルで保っているところが、 いわゆる「バカミス」とは一線を画すものだと、私は思っております。 ミステリとしての体裁を守った上で、「実は」真実は別にあってもいいんじゃないの、という視点。 他に類を見ない作家性を持った方だったと思います。 (麻耶先生は、そのギリギリを狙う感じが似ているんだけど「内側から」狙ってる感じ) 実はそれ以外の作品も引用や参考文献がものすごく多くて、 おそらく今、私が把握しているより数倍の情報量がある作品群なんだと思います。 下に、オタクサイトに書いた記事を転載しましたが、 別に年単位で待たされてもよかった。 よかったっていうか、待つつもりでいた。 いつだったか、いつの間にか入院されて退院された時みたいに、 ふいに戻ってきてくれると思ってた。 「冥福」なんて祈ってしまうと、 なんだか全部過去になってしまう気がして、 それを口に出すのに抵抗がある…というのが今の心情の正直なところです。 ということでなんかどうも、まとまりがありませんが、 今日のところはこれにて。 (以下自身のオタクサイトから転載) 昨日、殊能センセーの訃報を知りました。 自分でもびっくりするぐらい悲しかった。 ツイッターとか、以前ならmemoで、人柄とか考え方、好きなものや感じ方に触れていたからなんでしょうか。 すごく身近な人を「失くした」時と同じような喪失感があります。 そうですね。 ツイッターとかmemoって、その人が「生きてる」って事実や「生(なま)」を実感しやすいのかもしれません。 このサイトを開いたのも、イベントに「ミステリ、殊能将之」で申し込むのも、 ツイッターで「殊能クラスタ」の皆さんとわいわい盛り上がれるもの、 当たり前だけど、 センセーが存在してくれていたから、センセーが作品を書いてくれたから。 自分は、それこそミステリにハマる2006年まで特に読書家ではなかったので、 ちょうどその時にはセンセーの作品が存在していて、それを2007年に自分が読めたという巡り合せ、 いろんなものに感謝したいです。 センセーの存在を身近に感じていたからなのかはよくわかりませんが、 センセーの作品を読めて、自分がこんなサイト開いて本まで作って(いや、もちろんそれについては申し訳ない気持ちもありますが)、 同じくセンセーのファンである方々と交流を持てたこと、 全部がセンセーとの思い出な気もしています。 センセーの存在をどこかに感じつつ、過ごしてきた日々というか。 ツイッターで、(過去ログ漁ったら)二回リプいただいていて、 当時は(自分の素性が大きな原因ですが)ものすごくビビったものでしたが、 今となっては、「センセーとの思い出が増えた」ことに感謝しています。 数か月後でも、たとえ数年後でも、 また「オイッス!」って帰ってきてくれるもんだと、信じていました。 なんとなく、まだどこかでそんな気がしていて、 「ご冥福」なんて祈ってしまったら「そんな気」が霧散してしまいそうで、 今はまだその言葉は言えない感じ。 ただ、センセーの「これまで」が少しでも楽しかったらいいな、と思っています。 これからも愛していくよ(迷惑かしら…)。 追伸:アサギさん、メールありがとう~!元気出た!(^_^) スポンサーサイト
// 15:39 //
殊能将之
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久々の!
2010.06.20(Sun)
約一年ぶりの殊能センセーのお仕事(?)です!
小説じゃないのが淋しいところですが…。 コピペでGO!して下さい。 殊能将之の選ぶ変態本格ミステリ・ベスト5(執筆者・殊能将之) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20100608/1275926495
// 18:45 //
殊能将之
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連絡事項!
2009.04.11(Sat)
こっちで書くのを忘れてました!
同志に連絡!殊能センセー情報! ◆SFマガジン5月号(09年:早川書房)にバリントン・J・ベイリーの追悼文を寄稿してらっしゃいますよ!見開き2ページ!
// 13:14 //
殊能将之
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名探偵 石動戯作
2008.09.08(Mon)
石動さん、お誕生日おめでとう~!!
本日9月8日は殊能将之先生が生んだ名探偵(言った者勝ち!)石動戯作さんのお誕生日です! 今年で41歳です。 スズキ自身が運営するアン石サイトでは一応お誕生日記念SSなんかをアップしたりしました。 オタクでごめんね…!
// 22:19 //
殊能将之
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キラキラコウモリ
2008.04.15(Tue)
ウフ.5月号!
殊能将之先生の4年振りの新作、「キラキラコウモリ」が掲載されました!! み…っ 短けえ…!!(<この贅沢者がァ!) なんだか、作品世界の“後ろ”に有るものをもっとよく見たい、と思う。 というか、すごく一部だって気がする。 ああ、連作もののプロローグだと思えば、というか思いたいというか、 本当にあっさりした書き口なんだもの。 (それが作風ですが…) なんというか、大きな幾何学模様の絵画の一角、て印象なんですよ。 うわあん、殊能センセー、本格復帰してえぇぇえおおぉお えっと…。このウフ.なる雑誌ですが“PR誌”だそうで、書店だと、その店によって無料配布だったり有料だったりするらしいです。 (さらに扱ってる店舗自体が少ない…)(さらに無料配布してる場合、書店では取り寄せや取り置きを受けてくれないケースが…) 「本」として手に入れる最後の手段はアマゾンですが。 有料(一冊250円)ですけど注文出来ます。(<続報有り。下記をご参照下さい) デジタル版は“富士山マガジンサービス”で無料で読めるようです。 ただし(おそらく)専用のソフトをDLしなきゃいけないと思います。 なぜ“思う”なのかというとこのサイトがウルトラ重くて(ウチが未だにダイヤルアップなせいだと思いますが)、そこまで辿り着けなかったから(笑)。 光とかADSLとかの方はサクサク見られるんじゃないかと。 ま、手段はどうあれ、皆様も!さあ! はい、株式会社マーシースノー、営業部員(勝手に)ですが何か!(笑) あ。 アン石サイトなんかやっちゃってる人(私だよ…)には、重大な問題に関するネタバレな一言を“続き”から。 あの“名探偵”について…。 追記。(20080417) ウフ.についての続報を。 うをー、店頭でもゲットしていたのですが、ワタクシ、密林にも予約を入れていました。 が、本日。 密林から「予定日を過ぎましたが品物が確保出来ません、キャンセルするなら今ですよ」メールが来ちまったー!! おまけに検索しても2008年5月号がヒットしなくなってしまった! なんでだよ~、4月号までちゃんと入荷してたじゃないかよう。 頼むよアマゾン、マガジンハウス!! なんなの…。 殊能先生が書いてるせい!? (だから部数が出て売り切れたと思ったか、だから部数を少なく刷ったと思ったか、リトマス試験紙ですよ!) 密林について、また何か有ったらおしらせします…。 追記の追記!(20080417) 上を書いてから数時間しか経過してませんが今検索してみたら… 密林「在庫あり」キタ―――!!! 良かったよう。 最後の手段があるって安心だよね!
// 19:40 //
殊能将之
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殊能将之先生、新作!
2008.03.20(Thu)
新作が発表されますよ!!!
情報源は2ちゃんだが(笑)(殊能将之スレッドは荒れそうになると住人のユーモアと機転でそれを回避するというなかなか爽快なスレッドです。私は無論ROM専門)、ソースはこちら(頭にhを付けてね!)↓ ttp://www.katzendreck.com/n/?date=20080301#c 私はうっかり、これの次の号に掲載されるもんだと思ってしまったんですが、このリレー企画自体が隔月企画なんですね。(次号予告がねんだもの、この雑誌…) ということで期待と恐怖の(何故!)新作は4月15日発売(あっ、火村先生の誕生日っ!)のウフ.5月号に掲載!!(のはず!) アマゾンでも買えます。 4 年 ぶ り ! 4年ぶりの新作ですよ…! うをををを…。 色々想像したり予想するとあまりのことにへとへとになっちまうので、平常心で待ちたいと思います。 大丈夫、何が来ても…。
// 11:57 //
殊能将之
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チミの恋愛傾向
2008.03.15(Sat)
ちまちまとですが本は読んでます(笑)。
更新は後ほど。 人様のサイトで知った「チミの恋愛傾向」ってのを、“鈴木スズキ”でやったらこうなりました。 ……。 某嶋さん!!!やっぱり私、そんな人みたいです! 自分じゃそこまでとは思っていませんでしたが…。フルハウスで「マニア」て…。 そうですか…。アン石サイトなんかやってる人間はやっぱりそうなんですか…!(ハンカチを噛み締めて横座り) ちなみに私、本名でやると4枚とも「更正」と出ます。 恋愛傾向が「更正」ってどういう意味だこらちょっとそこ座れという気持ちにならなくはないですが、私に更正する気は全くありません。(…何をだ)
// 12:00 //
殊能将之
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年賀状メーカー
2008.01.06(Sun)
やってみました。
かなり愉快。 石動さん→アントニオ、アントニオ→石動さんでやってみたら、かなり笑えました。 (アン石サイトの方で公開してしまうくらいツボでした) 皆さんもお好きな名前で!さあ!!(笑) http://usokomaker.com/nenga/
// 01:07 //
殊能将之
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イパネマの娘
2007.12.16(Sun)
昨日は勤め先の同僚の演奏会に寄らせてもらいました。
オーケストラではなく四重奏で、曲もクラシックばかりではなくアニメの曲(ドラえもんとか)も有ったり、くだけた雰囲気のもので楽しませていただきました。 しかし残念なことが一つ…。 ロビーにアンコール予定曲が貼り出してあったことに終演後気がついたのですが、その中に「イパネマの娘」が有ったのです…!!! アクシデントにより演奏されなかったのですが、聴きたかった…! 貼り出された紙には「イパネマの娘(ジョビン)」と作曲家の名前までちゃんと書いてあって、「“ジョビン”!ギャー!“ジョビン”!」とか俄かに激昂(大げさ)してしまい不審に思われた方 もいたと思います。 くぅっ、アン石サイトなんかやってる人間には大問題だったんだもの…!! 「ジョビンがどうした」と怪訝に思われる貴兄に、以下説明。ちょっとだけネタバレでもありますので反転。 殊能将之氏創造するところの自称名探偵石動戯作氏の助手(不法入国の中国人)に“アントニオ”と呼ばれる若者がおりまして、その呼び名の由来がこの「イパネマの娘」の作曲者アントニオ・カルロス・ジョビンなのです。 “アントニオ”の本名は徐彬(シュイ・ピン)で、それを“へんてこりんな日本語読み”するとジョ・ビンとなり、そこに目を付けた(?)石動さんが、彼を“アントニオ”と呼ぶことにした、というエピソードがあるのです。 しかし、なんつうか、オタクなんかやってると、それについて「今一番言いたいこと」が言えなくて困りますよねえ。(突然世間話) これ↑もそうですが。 例えば、勤め先に同じくらいの「極め度」のゲーム仲間がいるのですよ。 めちゃめちゃ熱心にやりこむようなゲーマーではないけど、DSを持ってて、興味をひかれるソフトも大体似ていて…というような。 その仲間内で今年話題になったのは「レイトン教授と不思議な町」「ウィッシュルーム」「逆転裁判」あたりだったのですが。 「ウィッシュルーム」について話している時、思わず「いやもう、カイルってばどんだけブラッドリーが好きなんだ!て感じだよね」と言ってしまい周りの人を困らせたりとか…。 (だって何を見ても聞いてもブラッドリーのこと考えてるんだものカイル…) 困らせたというか、周りの人は一般人すぎて私の発言がオタ寄りだということすらわからず「え、何…?」「どうしてそういう感想…?」と動揺させてしまったというか。 これくらいなら一般の範囲かと思ったんですが、思ったよりその溝は深かったようです。 最近だと、「レイトン教授と不思議な町」のレイルー素敵サイト様や素晴らしいセンスのギャグサイト様を発見して狂喜(狂喜かよ)したけど言えないとか、「逆転裁判」は、ナルミツ、超萌える…!ときめく…!!とか思ってても言えないとか。(また「逆転裁判」は素敵サイト様が多いんだ!) もちろんどのゲームもゲームとしてとても面白いので話題には事欠かないわけですが、なんというか“一番共有したい部分”がそう出来なくて体が捩れます。
// 13:16 //
殊能将之
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月刊PLAYBOY1月号 ミステリー徹夜本をさがせ!
2007.11.30(Fri)
国内ミステリのオールタイムベスト100を選ぼうという企画。
選者は大森望氏、日下三蔵氏、新保博久氏、北上次郎氏、関口苑生氏の5人。 なんと、「黒い仏」が95位! よりによって!(笑) これはアレだ、「歴史的価値」「歴史的意味」ってヤツだな…。フフフ…。 ランクインしてる作品の中で読んだものを思い返してみても、アクの強いものが多いというか、実験的な作品が多くとられているようだし…。 いやあ、でも驚きました。ニヤニヤしちゃいました。 あと、今年のミステリ・ベストの予想も載ってた。 本格ミステリの1位の予想は私と一緒。 当然。 「女王国の城」!二年連続有栖川先生で決まり!!! しかしPB誌は突然おねえちゃんの裸が出てきて驚きます。(別に嫌いじゃないけど)(<訊いてない) 電車の中で読んでたもんだから焦りました。
// 23:59 //
殊能将之
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企み事
2007.11.19(Mon)
一応、オチまで。(笑)
ええと、本は無事形になりました。 待ち合わせには間に合いませんでしたが…。某嶋さん、ごめんなさい。 なんか混んでたな~、キンコーズ。 (遅れたのはそのせいばかりではなく、寝坊したからです) みんな同人だったぞ(笑)。 “Aジャンル”でも“裁判”でもない人がかなりテンパってたけど、赤ブーイベントも有ったのかな。 閑話休題。 (全てが閑話では?) 開場前に会場の入口でお渡しして、ミッション終了。 真っ直ぐ家に帰りました。 「裁きの庭」になんて行ってませんよ。(マジで!) それにしてもAジャンルは元気あるなー! 上記の通り、入口から少し覗かせていただいただけなのですが、熱気ビシビシでした。 開場前に一般の方々の列も出来てたし…。 帰り道でも、会場に向かわれる方々を何組か目撃しましたよ! (会場がオフィス街だったのでほとんど人気が無いのと、大抵女子二人組なのですぐわかる) 久々にイベント会場に行きましたが、やっぱり生はいいな! オフライン、オンライン、どちらもそれぞれに良いところが有りますが、オフラインの楽しさは体験しないともったいない。 言葉では言い尽くせない“何か”があるのです。 言葉に言い尽くせないけど、その場にいたら、瞬時に伝わるものなのです。 それが生。 THE 生。 (どうしたんでしょうかこの人) と、いうことで、隅っこをかじらせていただいた程度ですが有意義な日となりました。 で、帰宅して人心地ついて思い当たったポカについて。 一つめ。 本にネタバレの注意書きを入れ忘れた。 こんなところで言っても意味有りませんが、一応…。 今回の本ですが、「黒い仏」のネタバレを含みます。 未読の方はご注意を…!何卒!! 二つめ。 本に献辞を入れ忘れた(どれだけテンパってたのか私…!)。 ということでそれもここで。 「無料本ではありますが、私をミステリの世界へ再び呼び戻し、本をだす機会と動機を与え、背中まで押してくれた大嶋貢氏に、感謝を込めて。」 明日から平常運転します。
// 21:35 //
殊能将之
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企み事
2007.11.18(Sun)
出来ました…!(PCの中では)
あとは、出力してコピーとって製本するだけだ! (いっぱいあるやんけ) 我が家にはプリンタが無いので、明日我らがキンコーズで出力からやらねば。 で、今、製本用の中綴じが出来るホチキスを勤め先に置きっぱなしだとういうことに気がついて愕然。_|?|◯ いかにもコピー誌な平綴じ本になります。 ええと、それと、今回の本に合わせてアントニオ×石動サイトを開設します。 いずれ自力で作りたいのですが、間に合わなかったので仮店舗。 → http:は秘密!ということで! 検索避けをしていない(出来るスキルが無い)ので、パスワード制にさせていただきました。 今回の本にはパスワードも載せています。 同族(くすっ)の手にしか渡りませんからね。 今後、同人活動についてはそちらで書きます。 さあ、明日無事に本となるか…。 そしてその後は何を読もうか…。
// 02:12 //
殊能将之
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企み事
2007.11.16(Fri)
なんかもう、誰も興味が無いのは百も承知なのですが、ここで予告した落とし前というか…。
まあ、そんなことで。 ええと、殊能将之氏作品の女性向けパロディ本、なんとか出せそうです。 多分。 まだ出来上がってません。 出ます、と宣言出来るのは、おそらく17日深夜か18日早朝かと…。 相変わらず駄目人間でスミマセン。 あ、アン×石(アントニオ×石動さん)です。 タイトルは「Knockin' on heaven's door」、非売品です。 つまり無料です。 18日のAジャンルオンリーに置いてもらいます。(ありがとう某嶋さん!) どのサークル様かは、わかる人だけわかれば良い。 中身については、一応、サイトもオープンしたいと思っておりまして、そこでも公開したいと考えています。
// 21:27 //
殊能将之
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やってみた
2007.10.31(Wed)
石動さん
【蟻】 とても几帳面で働き者の特徴を持つあなたは蟻紋。人が見ていない所でコツコツと一生懸命努力を続ける非常にマジメな性格の持ち主です。協調性にも優れ、多くの仲間に恵まれるでしょう。上手に遊ぶ事を覚えたら完璧な人生を送れるはずです。 蟻て…。 上手く遊べないからこそ、儲からない探偵仕事しか請けない、ってことなのかなあ。 適当に儲かる仕事(浮気調査とか)しながら上手くやる、ってことが潔癖ゆえに出来ないということなのか。 …の割りに金勘定に汚いような…。(笑) ていうか、本格的に困ったら、あの人どんな仕事でも請ける気がするけど…。 だがそこがいい。 そういう、割と強かなところも石動さんの魅力の一つ(うわ言い切った)だと私は思うんですがどうでしょう。 (聞かれても困る人がほとんどだと思いますが)
// 00:13 //
殊能将之
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体験!高田馬場!
2007.10.30(Tue)
馬鹿なので行ってしまいました。
高田馬場。 言わずとしれた、我らが名探偵(くすっ)石動戯作氏の探偵事務所、有限会社ダム・オックスの所在地です。 実は降り立ったのは初めてだったのですが、街の雰囲気は想像してた通り…でした。 中野の空気と近い気がする。 雑多でゴミゴミしていて、本場インド人がやってるカレー屋のとなりにこの地で開業数十年みたいな八百屋さんがあったりとかそういう感じ。 若い人もいるけどずっと住んでるおじいちゃんおばあちゃんもいる、そんな感じ。(言えば言うほど伝わらない気がするのは何故…) ひとまず街の空気を、と思って、駅の周辺しか歩かなかったので、数枚だけ写真撮りました。(ケータイのカメラ、CMOSなので暗いですが) これは写真が下手! 時計の上に馬がいるですよ。 さすが元馬場。 早稲田口の東(上)と北(下)。 そいで、帰ってきてから「キマイラの新しい城」をまたパラパラやっていたら、場所についてちゃんと詳しい記述が有ったんですよ!!! どうしてこういうとこ記憶に留められないんだろう私…。_| ̄|◯ 事務所の窓から見える風景の記述が有るんですよ。(文庫P403~404)(多少意訳?してますが、ネタバレ防止の為反転) ・街道の両脇に巌のように建物が立ち並んでいて、 大きな看板がいたるところにかかっている ・かなたには街道をまたいで陸橋がかかり、 銀色の地虫のような乗り物が通りすぎて行く ・BIGBOX、McDonald、DyDoの看板が見える あ、あと ・一階がパチンコ屋の雑居ビルの四階 これでいくと、駅の東側、早稲田通りをさらに東へ行ったところっぽい…と思うんですが。 街道ってのは早稲田通りだと思うんで。 北側~西側への早稲田通りは南にぐっと曲がってるんで、“かなた”までは見通せないと思うのですよ。 うおおお、行く前にここ読み直しておけば、早稲田通りを東へ進んでパチンコ屋を探したものを!!! あれ、でも東側のBIGBOXの横の坂を南に上がっていく方からでも、もしかして見通せる…? いや、そっちはちょっと歩いたんですよ。 んー、ロータリーまでしか見えなかった気がするな…。 あれ、でも、早稲田通りを東へ行くと、なんかでかいビルがあってBIGBOXが見えない気がしてきたな…。 ま、どっちしにても また行きます。 馬鹿だという自覚はありますが、こういうの大好きなんです…。 というか、私、こんなことしてる場合じゃないんですけど。 (いや、撮ってきた写真を本に使えばいいんじゃないかな!な!)
// 22:32 //
殊能将之
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